映画『けいおん!』あの名曲誕生秘話が明らかに!令和でも愛されるけいおん考察!

2011年12月3日に公開された『映画けいおん!』はアニメ第二期#27の序章にあたります。

「え、どうせキャラが可愛いだけでしょ」

 ちょっと待った! それだけじゃないのが京アニが誇る名作なのです。

ということで本作の秘密を2つに分けて考察していきます!

紅茶にクッキーにケーキ……あ、お湯沸かさなきゃ。

作品情報

かきふらいによる4コマ漫画を原作に、2009年から10年に計2シーズンが
TV放映され大ヒットを記録した人気アニメーション「けいおん!」の劇場版。
TVシリーズでは描かれなかった桜が丘高校軽音部の部活ライフが描かれる。

卒業を控えた軽音部3年生の唯、澪、律、紬はいつも通りのゆるやかな日々を送っていたが、
同級生たちが卒業旅行を企画していることを知り、自分たちも卒業旅行へ行くことに。

2年生の梓も加わり、各々が候補地の希望を出す中、くじ引きでロンドン行きが決まるのだが……。

2011年製作/110分/G/日本
配給:松竹

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ネットでの声

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※以下ネタバレを含みます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください


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◯“あの曲”の誕生秘話

本作は5人で卒業旅行にいく計画から始まります。

唯たち三年生は後輩である梓に曲をプレゼントします。

 アニメでは卒業式後に部室で『天使にふれたよ』が梓のために歌われましが、

本作は、ロンドン旅行の合間に作詞作曲をするのがひとつのテーマです。

主人公である唯にとって梓は特別な存在でした。

ゆえに歌詞作りに苦戦する様子が多々描かれています。

また何度かバレそうになり、隠すのが下手で梓には留年を疑われてしましました。

ひとりのためにみんなが一丸となる姿はアニメよりも人情があり、メッセージ性があると感じました。

本作の最大の見どころは卒業式当日、屋上で4人が走るシーンです。

それぞれの性格と今までの思い出が細かく描写されています。

そして唯が唐突に思いつきます。

「でーもね、あえーたよ。すてーきな、てんーしに」

 元々この歌詞は「天使」ではなく「きみ」でした。

唯にとっての、軽音部にとっての梓を象徴した言葉で曲は完成しました。

アニメを見ていた人にとって、ラストシーンを観て「繋がった!」と感じたでしょう。

そして彼女たちの絆に胸を熱くさせたこと間違いなしです。

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◯日常と非日常

本作の重要テーマのひとつである「日常と非日常」。

学校にいけば友達がいる、家に帰れば家族がいる。

これらはすべて日常です。

作中冒頭はまさに「日常」のお話です。

いつもと変わらない彼女たちがお茶をしておしゃべりをするパート。

 中盤、つまりロンドンにいるときは「非日常」といえるでしょう。

海外という慣れない土地での不安と高揚がはっきりと描かれていました。

とくに唯と律のテンションの差が歴然です。

それではラスト、帰国後はどうでしょうか?

 答えは「日常の変化」です。

 別れをきっかけに変わる日常に後ろ髪をひかれながらも、今を楽しむ唯たちの姿はかっこいいと思えます。

 本作ではこうした「日常と非日常」を細かく描いており、

視聴者が体感したような「リアリティ」を生み出しています。

だれもが感じたことのある「別れ」をけいおんらしく演出したのは見事なものです。

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最後に

いかがでしたか?

アニメより「ドラマ性」を増した劇場版は共感しやすい部分が多く、

けいおんのまったりとした雰囲気もあり、大人や子どもにとわず、

大切な人と見ていただきたい作品のひとつです。

あら、紅茶がなくなってしまいましたね。

今、お湯沸かしますので、余韻に浸ってみてはいかがでしょうか。

変化し続けている日常に想いをはせて。

それでは次の考察でお会いしましょう。チャオ♪

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